子連れで行く!北海道「星野リゾート トマム」の旅 〜前編〜
ウェルカムパーティで非日常を演出
前述のロビーにはソファに囲まれた暖炉があり、そこで毎晩ウェルカムパーティが開催されます。ウェルカムドリンクのワインやジュースが振る舞われ、生演奏のフルートの心地よい音色が響きます。暖炉にゆらめく火を眺めながら、ソファでゆったりと過ごすひととき。
さらにパーティのラストには打ち上げ花火が。こういった演出で、一気に非日常の世界へ連れて行ってくれるところは、さすが星野リゾートですね。
余談ですが、筆者の部屋の展望ジェットバスは偶然にもこの花火が見える方角に面しており、翌日以降は家族でジェットバスでくつろぎながら花火を見るという、何とも贅沢な体験までさせていただきました。
朝食は「森のレストラン ニニヌプリ」で
ホテル滞在中の楽しみの1つといえば、朝食ビュッフェ。星野リゾート トマムでは、朝食券が使えるレストランの中から好きなところで朝食をとることができるのですが、筆者が断然おすすめするのは「森のレストラン ニニヌプリ」です。
店内は天井が高く広々、一面の窓の外には緑の森が広がり、開放的な気分の中でゆっくりと朝食を楽しむことができます。
旬の食材を使ったバラエティ豊かなメニューの中でも、特筆すべきは名物「なまら海鮮丼」。色とりどりの海産物から好きなものをトッピングして、自分だけのオリジナル海鮮丼を作れるという楽しいメニューです。
また、子連れに嬉しいサービスとして、紙エプロンや子ども用食器はもちろん、ウェットティッシュの貸し出しや、離乳食にも対応しています。
さらに感動的だったのが、帯広市内の製作所と共同で開発したという「ままらくだビュッフェカート」。子どもをカートに座らせたまま、カートの背面にトレーを置いてビュッフェをまわることができ、そのままテーブルに付ければチャイルドシートになるという優れものです。
今回は朝食のみの利用でしたが、ディナーでは厚切りラム・揚げたてザンギ・特製豚丼・牛肉の鉄板焼きの「肉の四天王」を堪能できる「肉ビュッフェ」が名物とのこと。気になる方は是非試してみてください。
多彩なレストランで北海道グルメを満喫
星野リゾート トマムには、季節によって変わる最大20店舗以上のレストランが揃っており、北海道ならではのグルメを堪能することができます。その中から、筆者が今回お邪魔したお店について、「ニニヌプリ」以外にも簡単にご紹介したいと思います。子連れでも利用しやすいお店が多く、普段はちょっと入りづらい居酒屋のようなお店でさえ、子連れサービス完備で大変有り難かったです。
「レストラン プラチナム」(朝食ビュッフェ)
リゾナーレトマムの32階にある眺望抜群のレストラン。朝食では、味噌コーン仕立ての「朝ラーメン」や、目の前でシェフが焼いてくれるチーズオムレツが人気。子連れにはウェットティッシュや紙エプロンのサービスあり。
「北海道ダイニング グリルキング」(ディナー)
北海道産牛肉やシーフード、旬の野菜など、地元の食材にこだわったグリル料理のお店。シンプルにグリルされた料理の数々は、素材の旨みたっぷり。明るい店内で家族連れも多い。
「海鮮居酒屋 カネマル後藤商店」(ディナー)
新鮮なお刺身をはじめとした海の幸、ジンギスカンにじゃがバターにとうもろこしなど、北海道気分を満喫できるメニューが豊富な居酒屋さん。キッズプレートはなんと無料!キッズルームもあり、子連れにとっては居酒屋でありながらファミレスにでもいるような快適さが嬉しい。
「道産ワインと炭焼き洋風居酒屋 北海道バル」(ディナー)
ワイン片手に北海道グルメを楽しめる洋風居酒屋さん。十勝産和牛の炭火炙り、北海道ラクレットチーズ、鹿肉ソーセージなど、道産ワインとの相性抜群のメニューが揃う。こぢんまりとした店内で、アットホームな雰囲気。キッズメニューも充実。
星野リゾート トマムの魅力はまだまだお伝えしきれませんが、今回はこのへんで。次回はミナミナビーチ、雲海テラスなど、アクティビティの話題を中心にお届けしたいと思います。お楽しみに。
後編はこちら:夏季シーズンのトマムの目玉・雲海テラス、常夏のミナミナビーチなど、アクティビティの情報をチェック!
※記事中の情報は2017年9月滞在時のものです。最新のものとは異なる可能性がございますのでご了承ください。
「星野リゾート トマム」基本情報
星野リゾート トマム
〒079-2204 北海道勇払郡 占冠村中トマム
「星野リゾート トマム」公式サイト
「リゾナーレトマム」公式サイト