ココロトカラダ にんげんのぜんぶ
唐突だが私は今、私は社食の鰻を勝ち取れた満足で心と体が満たされている。
例えて言うならば、OLYMPUSの[ココロトカラダ、にんげんのぜんぶ]の状態だ。なぜだか気力までもみなぎっているように思う。悟空なら、仙豆を食べてもう一勝負ふっかけている、そんな状態だ。なんでそうなのかと言うと、僕は鰻がこの世の中で1番好きな食べ物であるからなのだが、何故、そこに至ったのかはまた今度書くとしよう…きっと共感してくれる人が少しはいるはずだ。
さて、そんなウキウキウォッチンの状態の中で、先日のプライベート話を少々。
(あぁタモさん、お見かけする機会がぐっと減りましたが、お慕いしております。)
先日妻から、なんともなしに突然手紙を渡された。普段からLINEは言わずもがな、メッセージカードのやり取りなど、イベントにかこつけて贈り合っていたのでさして驚くべく事でもないんだけども…しかしながら[手紙]である。メッセージを送るツールとしては、最大級に重い。100mm×235mmの中に入ったA4三つ折りの紙にはいったいどれほどの情報が隠されているのか…ただただ不安である。
というのも、子育てのみならず、普段の些細なやり取りで蓄積されていったであろうストレスに不機嫌になる一方の妻、それに触発されて不機嫌になっている私。まさに負のスパイラル、ダークサイドまっしぐらである。そんな状態であるからして、子育てに対する一方的な要求だろうか?いやいや、日頃の鬱憤を思いのまま書き綴っているのだろうか?はたまた、増える一方の私の体重に対する心配というクレームだろうか……こんな状況だ、手紙の中身にこんな思いを馳せているのは理解して頂けるのではないだろうか。しかも「後で読んでね」の一言付きだ、これは本当に怖い。
だから、心して開封しました。
お風呂入って、歯も磨いて、オムツも替えて、ミルクも飲ませて、万事滞りなく済ませてから妻からの[手紙]に向き合いました。しかしながら、そこには恨みつらみも、不平不満も、要望もありませんでした。
ただただ、私に対する感謝の言葉が溢れていたのです。私を母親にしてくれてありがとう…と。
なんかもう、泣きました。いい歳して夜中に男泣き…
あの開封するまでの恐怖は何だったのか、怖がった自分をはずかしく思いました。うん、これからはもっと感謝の思いを言葉にしていこう。そう誓いを新たにした夜です。妻はいつもすぐそばにいる。でも、ココロを理解していたつもりが全く理解していなかった事に気付かされた…そんな午後のトイレ休憩でした。うんこしながら何考えてんだか。
ココロとカラダ、それで初めて妻のことを分かってあげられるのかしらね。まぁとりあえず、鰻も食べたことだし、今晩はカラダを理解することから初めてみようかなっと。