子連れで行く!北海道「星野リゾート トマム」の旅 〜後編〜
成長し続けるリゾート
KONFIGによる星野リゾート特集第1弾「界 川治」の記事でもご紹介した通り、星野リゾートには元々あったホテルや旅館を買い取り再生させた施設があり、ここ星野リゾート トマムもそのひとつ。元々はバブル期に「アルファリゾート・トマム」という名称で運営されていた巨大スキーリゾートだったのが、バブル崩壊後に運営会社が経営破綻。その後、2005年に星野リゾートが運営を引き継ぎ再生させ今に至ります。広大な敷地内にはまだ手付かずの施設もあり、それらが今後リニューアルされ生まれ変われば、さらに充実し魅力的なリゾートになることと思います。
ますます進化し続ける星野リゾート トマム。またいつか訪れてみたいと思います。
おまけ:主に子連れ目線で気になったこと少々
病院が遠い
トマムは山間部にあるため、市街地までは車で高速道路を使っても約30分かかります。滞在中に娘が腹痛を訴えたことがあり、念のため近くの病院をフロントで確認したところ30km先とのことでした。最寄りの診療所が車で10分の場所にあるようですが、こちらは週2回のみの診療。夜間や休日ともなるとさらに状況は厳しくなりそうです。トマムに限った話ではありませんが、事前に病院の場所などを把握しておけば多少安心できるかと思います。
敷地内の移動が大変
また、敷地がとにかく広いため、ホテル内のレストラン以外で食事したい場合や、アクティビティの場所に行くために移動が必要となります。筆者が宿泊したリゾナーレトマムは敷地内の一番奥の高台にあるため、ホテルから徒歩で移動の際、行きは下りで良いのですが、帰りは上りなのでけっこういい運動でした(笑)各ホテルとレストランは連絡通路で繋がっており、ガラス張りだったりトンネルのようなチューブ状だったりとちょっとした探検気分が味わえて楽しいのですが、足腰の弱い方や乳児連れで抱っこやベビーカーの方は大変かと思います。その場合は、車やシャトルバスでの移動の方が良いかもしれません。
さらに、施設自体はバブル期に作られたもののため、ホテルの客室フロアや客室内は少々年季を感じさせる部分もありました。清掃が行き届いておりそこまで古さが気になるというほどではなかったのですが、近年リニューアルされたばかりのモダンなロビーフロアとのギャップに初めは驚いてしまったのも事実です。
このような少しばかりのマイナス点を差し引いても、それを補って余りあるリゾート体験とホスピタリティに大満足の滞在でしたが、事前情報として知っていれば心の準備もできるかと思いますのでご参考までに。
前編はこちら:リゾナーレトマムのスイート空間、充実の子連れ向けサービス、北海道グルメ目白押しのレストラン情報が満載!
※記事中の情報は2017年9月滞在時のものをベースにしています。最新のものとは異なる可能性がございますのでご了承ください。
「星野リゾート トマム」基本情報
星野リゾート トマム
〒079-2204 北海道勇払郡 占冠村中トマム
「星野リゾート トマム」公式サイト
「リゾナーレトマム」公式サイト